令和6年 公立入試平均点

国語数学英語理科社会合計
令和6年50.451.956.459.157.5275.3

 先月末に県教委から今年の公立入試の平均点が発表されました。
 学伸奏の杜が加盟している千葉県学習塾協同組合での予想平均点が280.7点±5(速報版)ですから、おおむね正確な予想だったと思います(その後、286点で決定)。組合の予想平均点の方が高いのは、やはり塾に通っている生徒さんの方が高得点が取れるという、通塾の有用性を証明したものになるでしょう(900名を超える生徒さんの自己採点の平均点は327.1点。国語と英語の作文を抜いてのものですから、かなりですよね)。
この正確な予測とこの人数のデータがあって初めて、合格発表の前の合否予測を含む生徒指導が可能になります。
 昨年の平均点が257.7点ですので、それからはだいぶ易化しました。理科以外はどの教科も数点上がっていて、特に英語は昨年が例年になく難化(平均47.6点、20年以上遡っても、平均点が50を割ったのはこの年が初めて)。出題形式も変わっていたので、今年も同様に難しくなることを心配をしていたのですが、結果、例年に戻った感じで約10点、英語だけでもそれだけ上がったのが非常に大きかったようです。
 ご存じの通り、今年からマークシートが導入されていて、それをもとに、この平均点も算出方法が変わっています。いままでは約10%の抽出データによる算出だったので、実際の平均点ではなく、その正確さも怪しいものでしたが、今年からは全数調査になりましたので、ほぼ正確なものになります。ただし、「正答率、無答率については」の文言がありますので、平均点に関しては違う算出方法によるものかもしれません(以前、埼玉では抽出による速報が出され、後に全数調査による点が発表されていました。意外に差がある)。
 ちなみに、学伸奏の杜では、特に今年は公立受験者の全員が合格発表後に得点開示に行ってくれました。不合格の生徒もおりましたが、ちゃんと足を運んでくれました。この開示点をもとに、来年以降の生徒指導に役立てることができます。本当にありがたいです。

国語数学英語理科社会合計
学伸平均61.671.381.076.178.2368.2

 英語は中1から本文暗記をベースに、時間をかけて知識の土台をつくっているので、やはり入試では大きく差が出ます。この土台の上に、英語の構造的理解が重なると、点数となって返ってきます。数学も実力テストや「V模擬」の最初の頃は半分も取れない生徒が多かったのですが、日曜特訓などを通して、問題のパターンごとの解放が身についていると、初見の問題も類推から手が動くようになります。
 やはり通塾のメリットは宿題を通じて、そういった経験を早くから、より多くできることにあるでしょう(学伸では、理社も暗記が宿題なので、この知識の土台)。
 これから夏休みという、無駄にしてしまってはあまりにもったいない、勉強にはうってつけの機会がやってきます。まだ、塾に通っていらっしゃらない生徒さん(もちろん、すでに通っている生徒さんも)、是非一度学伸奏の杜の夏期講習から体験をしてみてはいかがでしょうか。
 皆様の新しい未来に携われますことを楽しみにお待ちしております。