3年生後期内申

 3年生は後期中間テストも終わり、後期内申も出て、学年内申も確定しました。この成績をもとに、私立併願および単願で出願することになります。
 後期中間テストは成績に関わる最後の重要なテストであり、みんな同様に頑張るので、目標にしたまでの結果に届かなかった生徒も散見されましたが、成績に関しては、提出物を含め、普段から意識した結果か、概ね希望通りの結果になりました。点数的には下がったにもかかわらず、内申は逆に上がった、という生徒も多かったです。
 『学伸奏の杜』の中3全員の内申の平均は「37.5」、定期テストでは平均点に達しない生徒もいるなかで、全員でオール4は超えているので、かなり頑張ってくれたのではないでしょうか。これで出願校も決定しましたので、いよいよ本番へ向けて、あとはひたすら得点力を磨くことになります。
 ところで、オール4は超えてはいるものの、メイン中の習志野第一中の令和6年度の3年生(現高1生)の3年間の内申合計の平均は「101」ですから、1年あたりの平均は「33.7」になります(千葉県内ではかなり高水準)ので、実のところ、そこまで飛びぬけた数字ではありません。
 逆にこれをご覧になっている、中1、中2生、および保護者の方で、「成績の真ん中が3」という意識がおありの方は、「成績の真ん中が4(1,2はまずつかない)」である事実を少しでも早く認識された方がよいでしょう。
 特に中2生は、次の学年末テストで内申が確定しますので、中3になってからでは間に合わないものもあるのです。
 私立の併願、および単願では中3の内申(前期、後期、学年、学校によって異なる)が基準になりますので、これは中3で間に合うことになりますが、千葉県公立高校に関しては、学科点(100点満点×5科、学校によって異なる)に、そのまま内申を加える(45×3年、学校によって異なる)ので、中1、中2の内申がそのまま入試の点数になるのです。
 例えば、この地域から近く、人気もある津田沼高校では内申の基準値(合格者の内申の平均、高校公表の正式なものではありません)は、令和6年度は「109」。ほぼオール4が必要なことになります。
 もし、これをご覧になって、危機感を感じられた方は、ご安心ください。逆に言えば、まだ学年末テストがありますので、最後の内申にはこれからでも間に合います。過去にも中2の「冬期講習」からご参加された生徒さんは多いですが、特に「成績の真ん中が3」という意識だった場合は、そこを変える(もちろんそれに伴って行動も変える)だけで、内申の合計が6程度も上がる場合も稀ではありません。点数よりは、内申点の方が早く変えることが可能なのです。
 『学伸奏の杜』の「冬期講習」は、3学期内容での先行授業です。また、1月末からは3週にわたって「定期テスト対策」(5科×4回)も無料で行っています。中3の受験に向けて、是非ここからスタートしてはいかがでしょうか。