今日はケアレスミスを防ぐ方法というよりはむしろ
計算ミスをしてしまう根本的な原因を探りたいと思います。
そこで1問
15-8=?
15-8=?
さて、この答えはもちろん『7』ではありますが
どうやってこの答えを導き出していたか分かりますか
これを『引いた』と答えた人は、計算でケアレスミスをする可能性が高い人
ということになります。
どういうことかと言うと
『割り算』の前にまず『掛け算(九九)』ありき
であるの同様に
『引き算』の前にまず『足し算』ありき
であり、それは『九九』と同じく『組み合わせの暗記』
です。
つまり
『7+8=15』という数字の組み合わせが定着しているがゆえに
『15-8=7』
『15-7=8』
という答えが瞬時に導き出され
その答えは常に変化することがありません。
仮に間違えてしまったならば、『数字の組み合わせを』再度覚えなおしをすればいいことになります。
ゆえに、計算を重ねれば重ねるほど(暗記の量が増えるほど)、計算ミスは少なくなります。
さらに、計算スピードは圧倒的に上がります。
なので、先ほど『引いた』人は、可能性としては『15-8』の答えが毎回変わってしまっている(ケアレスミス)し、間違えても修正をすることができないので、計算を重ねても、ミスの頻度は変わらないまま
となってしまうのです。
『計算ミス』の原因の根本は、意外に単純なところにあったりするかもしれません。