英語が苦手(単語編②)

2015/04/15 投稿

昨日の単語の根本的な覚え方に続いて本日は

『暗記をすべき時間帯』

のお話を

まず、結論から言うと

『暗記の作業は夜に行う』

です。

 

基本的に人間は物事を忘れる

のが根本です。

記憶は海馬で一時的に保留され、それを大脳に記憶として落とし込みます。

必要なことは残しておき

不必要なことは忘れてしまう。 

 

全てのことを鮮明に覚えたままでいることは不可能です。

これは暗記することにおいてはもどかしいことではありますが

逆に、つらいことを含め、全てを覚えていたら、精神がそれに耐えきれなくなるでしょう。

どんなにつらいことも時間がたてば自然と薄くなる。

つまり、忘れるというのは悪いことばかりではなく、これも長く生きていくには必要な能力だと思います。

 

この選別の作業が夢

であると言われています。

 

思えば、学生時代(特に高校時代)は毎回のように徹夜をしていました。

が、実際テストの時は、やったことは覚えているのですが、肝心の内容が出てこない、出てこない(苦笑)

それでも、懲りずに毎回この繰り返し。

やらないのは不安なので、それを打ち消すためにやっていたようなものですね(笑)

 

そして、大学受験前にはこの夜暗記に切り替えました。

大事な作業がひとつだけあります。それが

『朝いち、昨晩やった単語を全て思い返す』

思い返すだけでよいです。

1日5個覚えたのであれば、次の日の朝に、昨日やった単語の意味と英語を全て言えればよいのです。

これだけなら、ものの1分足らずでできます。

しかも、それが言えたら、ほぼ間違いなくその単語は覚えています(1日5個でも1年で1565個のペースです!!!)。

 

ただ、これは長期暗記ではありません。

なので、週末に、その週の単語をまとめて確認します。

これが中期暗記です。

これで、いったんは長く記憶の中にとどまるでしょう。

定期試験や、受験的にはこれで十分です。

あとは、この後忘れたことを認識できればよいのです(あ、これ前にやったのに!!、と悔しがる姿勢です)。

 

長期的に定着させるためには、と言えば、もうこれは何度も何度も繰り返すしかありません。

どんな単純作業でも、いや単純作業であればこそ、それをひたすら繰り返せば

無意識にでもできるようになります。

(母国語に代表される)言語作業はこれに他なりません。

たくさん読むこと、たくさん書くこと、たくさん使うことです。

 

 

『単語を効果的に覚えるための時間帯』

①暗記作業は夜寝る前に行いましょう

②朝起きたら、なによりもまず昨日覚えたものを思い返しましょう