今日は英単語を覚えるうえで、重要なポイント
『ニュアンスをつかむ』
です。
これは高校受験では、それほど単語の意味も深くはなく、そこまでつかんでおく必要はなかったりしますが
その先にいくと、単語のニュアンスをつかんでいないと、その場に応じた適切な訳ができない場合があります。
特に動詞ではたくさんの異なる意味が並んでいてなかなか覚えにくかったりしますが
それは、その概念に合う日本語を表現しようとすると、別の単語になってしまうがために、数多くなってしまっているだけだったりします。
例えば『leave』という動詞
『leave ○』で、○から離れていく何かを想像してください。
その○が、場所であれば
その場所から、例えば飛行機などで離れていく様子をイメージします。
leave Tokyo to Nagoya
名古屋へ向けて東京を去る、東京を出発して名古屋に向かう
その○が物であれば
その物から、人が離れていく姿を想像して
leave my bag
かばんを置いていく、かばんを置き忘れる
離れて行ってしまった後の○に注目して
leave a message
メッセージを残す
leave me alone
わたしをひとりで残していく
→ほっとく
単語の訳だけを拾えば、多岐にわたっているようですが
その実、概念は同じひとつのことを表しているだけだったりします。
これは経験でしかつかめないものではありますが
単純に訳を暗記する、という意識ではなく
どういったニュアンスを表しているのか
ということを考えようとするだけでも、大きく違ってきます。
今日のポイント
『単語は訳だけではなくニュアンスをつかもうと心がけよう』