ちなみに今回は高校受験用というより大学受験用になりますが
『どうやって生きたニュアンスをつかむか』
がテーマです。
大学受験になると、単語の数も膨大になり、単語自体の(使用する)意味も多くなります。
これを覚えきるには、相当の持続力、つまり根気が必要になります。
ちなみに単語編で紹介している暗記方法は、実際は熟語を覚えるときにやっていた手法です。
単語は飽きがくるのが、どうしても難でした。
そんななか
比較的続いた手法、その①
『インク残量の見える安い青ボールペンを使ってひたすら書く』
やはり覚える基本は、言って、聞いて、見て、書く
です。
でも飽きる(笑)
なので、自分への報酬を見える形にする。
自分の頑張り=インクの減り方
であり
空になったボールペン=達成感(報酬)
です。
空にするのはなかな大変ですぞ(笑)
ちなみに、青にしたのは、青が集中力を高める色であり
暗記に向いているかな、と。
ちなみにそんなわけで、学伸の自習室は青色ブースです。
学伸カラ―であるからでもあります。
最後まで続いた手法、その②
根を詰めて暗記をしようとすると、最初はいいのですが、いずれ、その行為自体に身構えてしまうようになります?なりました。
なので、無理に覚えようとするのではなく、忘れたことを意識する
です。
大学受験の肝はやはり英文読解です。
長文をいかに早く読み切るか
で勝負は決まります。
当然、読解練習はひたすらしましたが。
この英文を完訳するのです。それも一言一句逃さずに、文型にきちんとあてはめながら。
つまり、単語をいくつかつないで意味を取るはダメ。
そのためには単語の意味も重要です。
たくさんある意味のなかから、今回のその文の中での意味を辞書で拾います。
それを1つ決めたら、そこに色で線を引くのです。
言ってみればそれだけ(笑)
でも、これを長く繰り返していくと、いずれ線を引いたところに再度当たります。
この時、最大限悔しがるのです(笑)
忘れてしまったことを。
なので、前回よりもインパクトのある色で線を引きます。
ここでの本気度が勝負を分けます(笑)
そんな感じで、3回目までに確実に覚えるようにしました。
負荷自体は無いと言っていいくらい少ないため、普通に続きますし、実際これで(訳は)覚えられます。
そうしていくうちに、辞書が自分の受験用の単語帖に変化します。
自分の苦手な単語、問題で最も使われている単語が一目でわかる単語帖です。
入試が終わった時には、線の引いていないページがないくらいに使いこみました。
ちなみに初代マイ辞書は、使い込みすぎて大破しました(笑)
そうしていくうちに、単語のニュアンス、というのは自然と身についていました。
やはり実際の英文の中での単語の意味は、生きているということでしょうか。
生きたニュアンスをつかみながら、単語を覚える方法
①まずはマイ辞書を用意する
②ひたすら単語を調べ、あらゆる角度で完璧な訳をする。その際調べた意味だけに色で線を引く
③線がすでに引いてあるところに当たってしまったら、それを激悔しがりながら、違った色で線を引く
④3度目はない心意気で臨む(=3度目で絶対に覚える)